志村つくねの父さん母さんリヴァイアサン

文筆家・志村つくねの公式ブログ。本・音楽・映画を中心に。なるべくソリッドに。

ありがとうございました2016年

2016年も最後の一日となってしまった。

なんなんだ、この時の流れの速さは。

もう若くない。

ぼやぼやしていられない。

だって、来年、37だもの。

そんなことばかり考えて過ごしてきた一年です。

 

ありがたいお仕事を頂くにしたがって、相応にカリッとくる出来事に遭ったりもしましたが、そうこなくっちゃ。これぞ人間界。

この調子でいけば、もっと面白い世界が広がるんではないかと期待しております。

数年前まで、のほほんと大学院生活を謳歌していた甘っちょろい自分に、現状を

見せてやりたいです。

えらいことになってるよ、と。

0.1%の悪いこと、99.9%の素晴らしいこと、といった配分でしょうか。

予想外の、奇跡のような出会いばかりでニッコニコです。

日々、勉強です。

 

今夜観に行くライヴで、今年は125本の公演を観たことになる。

来年もこのペースを続けられることが理想。

若い人(自分もまだまだ若造らしいのだが)に伝えておきたいのは、

できる限りたくさん観ておいたほうがいいですよ、ということ。

これは映画や演劇にも当てはまると思います。

観もせず聴きもせずに、悪口を言うのが一番よくない。とっても悲しい。

「多作は良作を生む」みたいなことを、かのアラーキーが言ってましたよ。

肝に銘じておきたい言葉ですね。

 

読むこと、書くこと、そして音楽に重心をかけて来年も活動していきたいのですが、

ここらで一発仕掛けなきゃなとも思っております。

要するに、いろんなことをやりたい。

この2年ぐらい、”やるやる詐欺”に終わっているDJデビューにも決着をつけたいです。

(昨夜、父に、「お前、DJはいつやるんだよ!」とやや怒られました。このブログ等見ているらしい。ありがとう、ありがとう。)

 さらには、メディア露出もどんどん行っていきたいですね。

露出っていっても、ヌードになるとか、そういうことじゃなくて、人前に出て発信し、生の声をうかがうというタイプのやつ。 

交流は楽しい。

意外な角度から物事を考えさせられる機会にはワクワクします。

そういうわけで、よろしくお願いします。(←誰に言ってる?)

 

「今年もありがとう。来年もよろしくね」と言える日があることだけで、尊いよ。

僕らはみんな、生きている。

生きているから、歯を食いしばるんだ。

理想は、仕事したい人とだけ仕事をするということですね(爆)。

自由業という身分をもっと上手に使いこなさなきゃなと思うわけであります。

 

とにかく、元気な毎日を。

なるようになるし、なりたいものになるのである。

皆さんが幸せな一年とその先を迎えられますように。

進む

生きるって大変だなと思う。

のほほんと暮らしていければ最高だが、こんなにのっぺりした顔の僕でも、

ときには荒波にのまれそうになったりもする。

心臓がきりりと痛む。

 

この一年間、自らが設定した目標に届かなかったり、

人間関係でなんだかなぁと思うこともあったりしたが、

思いもよらない展開の連続で楽しかったというのが本音。

楽しみながら前に進めた(ゆっくりだけど)ことが財産だ。

プラマイゼロ、どころか、プラプラプラ、である。

ばんざい。

 

2017年は、体感的に10分ぐらいで終わっちゃうんじゃないかと予感している。

2016年もたいがい未知のゾーンだったけれど、遥か斜め上の角度から、

何かがズドンと僕の身に襲来するのではないかしら。

 

まずは心身を健康に保ちたいところ。

は~、ストレスと無縁でありてぇ。ありてぇ。ありてぇよ。(←謎の口調)

来年の目標のひとつは、無駄な怒りをなくすことです。

カリカリせずに、クラゲのように漂っていくのである。

そう遠くない未来に、面白い成果を出せると思っています。

待っていてくださいね。

ちくわぶ

師走めいております。

忙しいのは、いいことだ!

今年もいろいろあって、目標達成できなかったことや予想外の嬉しい出来事など、さまざまでありました。

来年早々に、物書き初期から僕のことを応援してくださっている方々にとっては、

ちょっとびっくりするようなニュースをお届けできると思う。

しばしお待ちください。

 

僕は暑いのも寒いのも苦手なのだが、晴れた冬の朝の、凛とした空気を好む者である。

だから、新聞を取りに行ったり、ゴミを出しに行ったりを、率先してやる。

たとえカラスが攻撃してこようが、近所の犬に吠えられようが、朗らかモーニングである。

身が引き締まる。

 

冬はおでんに限る。

おでん、おでん、おでん!

好き嫌いなく何でも食べる、でお馴染みの僕だが、大好物は何かと問われれば、

近年はおでんと答えることにしている。

他にもいろいろ食べたいものはあるけれど、ようやくこの歳にして、練り物に対して素直になれたかな、と。

しかも、コンビニのおでんじゃなくて、家で大量につくって、2、3日食べ続けるのが、いとをかし。

はふはふ言いながら貪り、適度にお酒を飲んで、ぐでーんと横になるのが最高。

おでん、おでん、おでん!

 

慌てて口に放り込んで、からしがツーンとくるのも嫌いじゃない。

なんなら、ダチョウ倶楽部がやるような、「熱々おでん」も甘んじて受けたいぐらい。

よく味の染み込んだちくわぶのようなこれからでありたいよ。

冬を、真冬を、楽しもう。

おひさしぶりです。

やあやあ。

1ヶ月以上ぶりの更新です。

わたわたしているうちに師走を迎えてしまいました。

この”わたわた”こそがポイントで、今後もこの忙しさが続いていかなきゃどうしようもならんと思うのであった。

将来的には、下衆な雑誌広告みたいな札束風呂に入るのが夢ですよ嘘ですよ。

 

年明けにいろいろ出ますからね。

楽しみにしていてください。

とにかく、充実の日々であります。

ありがたい。

 

やるべきことをクリアしていくうちに、やりたいことがどんどん増えていく。

そんなセンチメンタル・ディッセンバー。

今年中には無理だろうけど、いずれDJデビューとトークイベント出演は達成したいな。

来年あたり、どうでしょうか。

と、誰に呼びかけるでもなく呼びかけてみる。

今のうちに、オーディエンスを恐怖のズンドコに陥れる話術を磨いておきます。

 

それはともかく、何事も”やるやる詐欺”にならないように鍛練を積まなきゃなと思います。

(それなりの時間はかかるけれども、)今のところ、やりたいと思っていたことは叶えられているような気がする。

思いがけない出来事の連鎖が、人を成長させますね。

これからも多種多様な人々に出会いたいです。

来年の目標を、今年中にしっかりとノートに書きつけておこう。

 

今日のブログに特にオチはないです。

間隔が空くと、何書いたらいいかわからなくなるNE!

どうでも転ぶ

いい感じの忙しさのはじまり、みたいなものを体験中。

とてもいいことだと思っている。

人とのご縁はさらなるご縁を導く。

なーんて、どこかの居酒屋の格言みたいなことを言ってみますが、

出会いによって生かされる毎日を実感しています。

 

まじめに前を見て歩いていても、よくわからん障害が降ってきたりするものです。

それをエイヤとぶっ飛ばす気力があるうちは心配ないね。

信念を貫くのみ。

たくさんの輝きにふれるために、自分もニコニコほのかな光を発し続けられるようにしたいものであります。

 

すっごい宗教講話っぽくなっていますが、つまりは愛です。

抱きしめるぞ、日々を。

体育大会

運動会というものが嫌いで、夏休み明けの1ヶ月間はたいへん憂鬱だった。

特に、全校行進や組体操といった、連帯責任がつきまとう競技が甚だ遺憾でして、

毎日のように雨降りを願ったものであります。

とにかく、膨大な時間を使って行う練習がたまらんかった。

今でも、マスゲーム的な映像がテレビで流れると、うええええっと声を出して

倒れ込むほどです。

なんであんなことをやる必要があるんだろう?

日本の深き闇だと思っています。

 

当然のごとく、50m走、100m走、200m走、1500m走など、「走」の付く競技は

苦手中の苦手だった。

そもそも、何故走る必要があるのか。

私は大地をゆっくりと踏みしめていたい。

 

障害物競争は、まだ許せる。

頭上からぶらんと吊るされたあんぱんなどをゲットできるから。

でも、高校時代、ゴール手前の魚網のようなものをかいくぐるゾーンで

おでこを地面に打ち付けてからは、忌むべき出し物という認識に至った。

何事にも罠があるものだ、という気付きを得た。

 

綱引き、大縄跳びのたぐいも、できることなら避けて通りたい。

全員で力を合わせて! なーんて合言葉めいたものが飛び交うこの状況下、絶対にサボっている奴が数名いる。

アホらしい競技と思いながらも、私はそこそこ真心こめて挑んでしまうタイプ。

勝っても負けても、徒労に終わるのだ、ヒモと戯れるスポーツは。 

 

今はどうだか知らないが、大阪府下の別の高校では、運動会の種目をすべてサッカーなどの球技に変えて楽しんでいたそうだ。

うらやましい。球技なら、なんとかワイワイできる。

にぎやかし程度には参加できる。

でも、サッカーはサッカー部の人たちが、バスケはバスケ部の人たちが、

リキリキ頑張っちゃって、シラけるんだよな。

運動のできる人は、結局、生存競争のヒエラルキーの頂上にいるんだよな。

とか、なんとかかんとか自己内対話が始まっちゃって、フォースの暗黒面に堕ちるので、ダメダメダメ。

 

運動のない運動会にしましょう運動を呼びかけたいような秋の空です。

今日も元気に体を動かそう。

火吹き

シン・ゴジラ』や『君の名は。』といった話題作を見ないまま、秋になってしまった。

ここ数年、映画館に映画を観に行く頻度が落ちたので、残念極まりない。

読書やらなんやら、あれこれ同時並行で進めるというのは、僕には困難だ。

生き方を根本から変えるぐらいの気合いを入れないとね。

まぁ、のらりくらりとやりますが。

 

で、『シン・ゴジラ』と『君の名は。』である。

公開当初は「ネタバレ禁止」を合言葉にした共同体のようなものがちらほら見受けられたが、ここへ来て、核心を突くような「ネタばらし」がフッツーにTL上に現れてきている。

なんなんだ、この現象は。

「ほ、ほう!そこはあけすけに語っていいんだ!」という部分がわんさか。

その清々しさに、笑いがこみあげてくるほどだ。

 

物語のコアとなるような要素を知ったからといって、僕はへこたれないんである。

お話全体が異常な強度に支えられていれば、細々とした「ネタ」の刷り込みは気にならないから。

これは、公開から相当遅れて観た『パシフィック・リム』や『シックス・センス』で経験済み。

皆が忘れた頃に、過去の話題作を楽しむのが通というものです。

嘘です。生意気言って、すみません。ただただ、怠け者なだけです。

どんな作品でも、周囲と速やかに感想を共有できる状態が望ましいですな。

 

シン・ゴジラ』と『君の名は。』、そのうち、どちらの作品もにこやかに鑑賞することになるだろう。

時代から取り残されて、異様に興奮している僕を見かけたら、どうかそっとしておいてください。

 

実は今さら、とある海外ドラマにハマっているのだだだ。

本当に今さら感のある作品なので、公言するのも恥ずかしいんです。

あと、面白すぎて、今後の展開のネタバレが怖い。

全シーズン観終わるまで、何を観ているかは言わないでおこう。

この話は、また今度。