志村つくねの父さん母さんリヴァイアサン

文筆家・志村つくねの公式ブログ。本・音楽・映画を中心に。なるべくソリッドに。

思うがままにべろんべろん

やっほー。

まだまだ寒くて、体が動きません。

だんだん頭も動かなくなってきました。

せめて風邪だけはひかないように、自家発電あるのみです。

意外と葛根湯が効くのである。

 

今年ももう3ヶ月が過ぎようとしていて、「いったい自分は何をやってるんだ」という焦りと「すごく濃い日々を過ごしてるなぁ」という充実とが混在しています。

妙な感情。

とにかく、自分を応援してくださっている方が地球上に一人でもいるのなら、その方のために今の仕事を一生懸命やろうというのが本心です。

どう転んでも、面白くありたいのよ。

 

大学院を出て、フリーランスの物書きに一本化して、丸3年が経とうとしています。

早いですねぇ。

この間、現時点での力量では言語化できないことがたくさんありました。

「なめんなよ?」と声に出して詰め寄りたいぐらい悔しいこともあったし、

平気で約束を破られて、悲しい思いをしたこともあった。(成敗してやる!)

でも、それ以上の喜びや幸せに支えられて生きております。

いい人は、いい。

それに尽きると思います。

出会いに感謝です。

 

こうなってくると、「いい人とだけ、仕事をしたい」という欲望が芽生えてきますが、世の中、そううまくはいかないもの。

この辺に関しては、「心が折れたときこそチャンス」だと考えることにした。

まだまだ修行が足りませんけどね。

いつか、何事もニコニコ笑って済ませられる時が来るのだろうか。

 

社会に出て身に染みてわかったのは、人の情けであります。

大学という組織に長く長く在籍していたせいか、我ながらどこかが狂っていたんだなと近頃痛感します。

ようやく、生き延びていくためのバランス感覚が育ってきたというか。

どんな分野でも、ご飯を食べていくのは大変であることよ……。

もうすぐ37歳になるおっさんが何言ってんだかって感じですが、まぁそういうことだ。 

 

うまく言えないけれど、今こそ、創造の場に”ちゃんとした若い人”が集うべきだと思います。(もはや、そんなに若くないから、こういうことが言える。)

プライドを持って表現できる人。

目がいきいきとしている人。

あたたかみがある人。

ささやかな勇気を胸に抱いている人。

僕は、そういう仲間を数多く作りたい。

どうか、よろしく、頼みます。

あなたが、ここに、いてほしい。

 

なんか、安物の政治集会みたいなブログになっちゃった。 

志村の「志」は「こころざし」の「志」だよなぁ。

原点に帰るべき春かもしれません。 

一つひとつを、丁寧に。

うなぎを食べた

願えば叶うものである。

前回の記事でひっそりと ”うなぎ食べたさ” をアピールしていたのだが、昨晩とうとう、うなぎ様にありつけました。

ありがたいことであります。

タレをざぶんざぶんにかけて平らげました。

美味しゅうございました。

 

昨日は『WE ARE X』を観てきたのである。

X JAPANドキュメンタリー映画

想像以上に遠慮なく切り込んでいく内容だったので、

涙を流す暇さえなかったというのが率直な感想。

とはいえ、THE LAST LIVEからHIDEが亡くなるあたりの時間の流れには、

当時のことを思い出して視界がぼんやりしてしまいましたが。

 

この作品が世に出た意義は大きい。

よくぞ生々しい記録と記憶を残してくれたものだと思います。

最近のライヴシーンで各人がスロー再生されるところなど、非常に好みだなぁ。

あれ、いいよなぁ、躍動感があって。

 

僕はXについて語るときに、過剰にお涙頂戴物語みたいになるのがイヤなのだ。

だって、中高時代にリアルタイムで夢中になったXには、ド派手な楽しさがあったから。

目の前の暗闇をエイヤと振り払ってくれるような、無敵の力を感じたから。

要するに、Xの元気な部分に魅力を感じていたんですね。

 

「いつかお金を貯めて、時間ができたら、Xのライヴを観に行くぞ!」と意気込んでいた少年の夢は、1997年で一旦途切れてしまいました。

でも、信じて信じて信じ抜いて、2017年まで生きてきてよかったと思います。

憧れの人たちが、世界を引っ掻き回してる。

痛快じゃないですか。

ぜひ一度お会いしてみたかった天国のあの人も、きっとニヤニヤ微笑んでいるはず。

 

願えば叶うんだよ。

そのためには、ひたむきに目の前のことをやっていかなきゃ。

精力をつけて、毎日を懸命に生きようと思います。

 

青臭い言葉しか出てこないけれど、それでいいんだよ。

BLUE BLOOD

うなぎが食べたい

2月の時の流れの早さは一体なんなんだ。

実体をつかめないままに、ぬるりと逃げていってしまうような感覚。

皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

僕はほどほどに健康的であります。

 

今月は、さまざまな媒体に仕事の成果が発表された月でした。

『MASSIVE』、『ヘドバン』、Webニュース……そして『屈折くん』。

 取材対象がだんだん多岐にわたってきましたが、できる限りすべての原稿をお読みいただければ幸いです。

というのも、その根底は何か(愛のようなもの)で繋がっていると思いますので。

 

事あるごとにエールを送ってくださる方々には特に感謝です。

ご感想など、全部拝見しています。

とてもうれしいです。

 

どんな原稿でも、読み終えた後に少しでも痛快な気分になれるものを目指しております。

日々是修業。

今はくたばっている場合じゃありません。

魑魅魍魎が跋扈している世の中に、ほのかな光を灯すことができたら最高ですよね。

そんな人に、私はなりたい。

 

大学院を出て、そろそろ丸3年になります。

つまりは、フリーライターに専心して3年が経ったということ。

当初は右も左もわからない世界でしたが、最近は「どっちの方向が右か」ぐらいはわかるようになってきました。

なめてはいけないし、それ以上に、なめられてもいけない。

楽しいけれど、なかなか厳しい世界です。

(ホント、いろんな人がいるのよ……。)

 

正直、ここらで結果を残しておかないと、生き残れないとも思っています。

一日一日を心に刻みつけていくのだぞ。

と、自分に言い聞かせています。

ふんばりどころの春です。

スーパー・ウルトラ・ハッピーになろう。

 

 

MASSIVE (マッシヴ) Vol.25 (シンコー・ミュージックMOOK)

MASSIVE (マッシヴ) Vol.25 (シンコー・ミュージックMOOK)

 

 

 

ヘドバン Vol.13 (シンコー・ミュージックMOOK)

ヘドバン Vol.13 (シンコー・ミュージックMOOK)

 

 

 

屈折くん

屈折くん

 

 

 

まきちらす

やあやあ、花粉が飛んでいる。

もう10年ほど、”花粉症の疑い”と戦っているのだが、いまいち決めてがないのである。

ここは一発、アレルギー検査でもやったほうがいいのだろうか。

どうなんでしょうか。

 

一昨年あたりまでは寝苦しかったりもしたのだが、朝食にヨーグルトを習慣づけるようになってからは、なんとなくやり過ごすことができるようになった。

気休めなのかもしれないけれど、ちょっと効果がありそうな気がする。

今年はまだ、全体的にマシ。

体を縦にさえすれば、ビシッと起きられるから、マシ。

 

そんな花粉症もど記はともかく、ひじょうにシビれる一週間が終わりました。

ガンズを語る会での登壇、ダスクでのDJ、そして和嶋慎治さん『屈折くん』のトークイベントの司会進行。

一気にいろんなデビューを果たした、濃密な日々でした。

お忙しいなかご来場してくださった皆様、ありがとうございました!

 

人前に立つことは責任感を伴う行為だし、そこそこ緊張するものですね。

でも、そのプレッシャー以上に、ご来場の皆さんの反応やご感想を直接うかがうことができたのは、快楽でありました。

いやー、もう、なんというか、ひたすら嬉しかったのであります。

これは病み付きになるね……。

 

最初はあばばば慌てふためいていますが、ゾーンに入れば、しめたもの。

今後も積極的に皆様の前で語ったり、DJしたり、踊ったり、組み立て体操したり、

努めてまいりたいと思います。

あと、顔出し解禁すると、金髪ロンゲでないことや女性でないことが周知いただけて、いいですね。

次はどんな場でお目にかかるんでしょうねぇ。

2017.2.4. ROCK TILL DAWN Vol.50 -GN'R SP- DJプレイリスト

2月4日、歌舞伎町のBar FROM DUSK TILL DAWN Shinjukuにて
行われたGUNS N' ROSES来日記念DJイベントの際のプレイリストです。
この日、めでたくDJデビューすることができました。
ご来場の皆様、ありがとうございました。

【23:00-24:00】

・Nightrain/GUNS N' ROSES

・Oh My God/GUNS N' ROSES

・Better/GUNS N' ROSES

・Out Ta Get Me/GUNS N' ROSES

・Perfect Crime/GUNS N' ROSES

・Black Or White/MICHAEL JACKSON

・Slither/VELVET REVOLVER

・Love Bites (So Do I)/HALESTORM

・Slave To The Grind/SKID ROW

・My Michelle/GUNS N' ROSES

・You Could Be Mine/GUNS N' ROSES

・New Rose/GUNS N' ROSES

・Don't Cry (Original)/GUNS N' ROSES

・Catcher In The Rye/GUNS N' ROSES

THIS IS MY PERFECT LIFETIME

何から書き始めればいいのだろう。

これ以上の幸せは、なかなか見つかりません。

 

「NOT IN THIS LIFETIME」と銘打たれた、GUNS N' ROSESのジャパン・ツアーが幕を閉じた。

1/21(土)大阪、22(日)神戸、25(水)横浜、28(土)さいたま、29(日)さいたまの全5公演、じっくりたっぷり堪能しました。

いわゆる”ガンズロス” 真っ只中の皆さんと同じく、僕もなんだかぼーっとしている。

喪失感というよりも、大いなる満足感と言ったほうが適切かもしれない。

今までに味わったことのない感情に浸っています。

 

実は、この目で確かめるまでは、そこまで物凄いことにはならないんじゃないかと考えていた。

スラッシュとダフが合流したところで、2012年のZepp Tokyo公演のクオリティを超えはしないだろう、と。

ところが、ですよ。

思っていた以上に強烈だったんです。

 

初日の京セラドーム大阪でステージに並ぶ3人のシルエットを観た瞬間に、完全に何かが弾けてしまった。

僕は心の底で、このラインナップを渇望していたのかもしれないと気付かされたのだった。

11歳の頃にMTVを見て打ちのめされた時とおんなじ。

まったくもって、おんなじだ、このショックは。

 

スラッシュの甘くエモーショナルな音色、ダフの精悍な佇まいとワイルドなベースライン。そして、完璧なペース配分でショウをコントロールするアクセルの姿がそこにはあった。

まさにパーフェクト・クライム。

極上の演奏である。

 

当然、この3人に視線が集まってしまうわけだが、まわりを固めるメンバーの力量も素晴らしかった。

エアギター選手権でもいい線いきそうなリチャードのギタープレイ、フランクの繊細さと豪快さを兼ね備えたドラミング、ディジーのツボを心得たピアノタッチ。

そして、何と言っても、今回のツアーで一気に株を上げたメリッサの存在感である。

最初に見たときは、”リアル初音ミクだ!” なんて言って、ごめんなさい。

あなたのコーラスによってより深みを増した名曲の数々、至福でした。

 

このメンバーで、もう一周日本に来てほしいですね。

「NOT IN THIS LIFETIME OKAWARI」とか、どうでしょう……。

それはともかく、オープニング・アクトのBABYMETAL(なんだよ!あの反則集合写真は!〈泣〉)とMAN WITH A MISSIONにも、心の底からありがとう。

あなたたちがいたからこそ、今回の銃と薔薇は彩りにあふれていたんだと思います。

 

ガンズのおかげで、たくさんの”初めまして!”と”おひさしぶり!”に恵まれたことにも感謝です。

お会いした方々、皆さんキラキラしていて、素敵でした。

この一週間ちょっとの思い出は、一気に綴ることなど不可能。

「そういえば、そんなこともあったなぁ」と今後小出しにして、記憶を愛でていくことでしょう。

まだまだ書きたいし、しゃべりたいよっ!

とりあえず、朝早くから並んでゲットした大量のグッズを整理しなければ。

 

人生いろいろあるけれど、信じ続ければ、悪いようにはならないね。

今のガンズが一番好きだ。 

あなたたちに出会えて、本当によかった。 

ありがとう、僕の愛するGUNS N' ROSES。

 

 

銃刑と薔薇刑

こんにちはぁ。

GUNS N' ROSES(読み方はガンズ・アンド・ローゼズ)というバンドの来日5公演が目の前に迫り、だんだん空気が薄くなっていってる気がする私です。

昨日、超大量のグッズ情報が発表されただけで、もう、なんというか、我ながら頭がおかしくなっている。浮足立っている。今にも卒倒しそうだ。おお神よ。

というわけで、珍しく、頭痛薬を飲んでから寝ました。

おかげで朝からスッキリさ!

 

全公演のチケット代だけでもバカにならないのに、奴ら、やりやがった。

やってしまいやがった。

「通常のツアーグッズ+日本限定グッズ+各会場ご当地グッズ」って何なの?

私の首を絞めるつもりなの?

言ってよ! なんとか言ってよ! ユー・クッド・ビー・マイン!

……いかん、取り乱してしまいました。

 

まぁ、とにかく、か弱き一般市民を半狂乱にさせるほどの破壊力は相変わらずといったところでしょうか。

一人でも多くの皆様が平和かつ健康的にグッズを手に入れ、優雅な気持ちでライヴに臨まれるようお祈り申し上げます。

 

気が向いたら、各地での滞在記みたいなものを書こうかな。

グルメを楽しむ暇もなさそうですが……。

というか、一体どうなってしまうんだ。

すべてが予測不可能っす。

 

何はともあれ、 2017年1月末の過ごし方は一択です。

皆さん、(オリジナル・ラインナップに近い形とかそういうことは抜きにして、)ガンズを目に焼き付けましょう。

 LIFETIME RESPECT、一生一緒にいてくれや。

(って三木道山が言ってた。)