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志村つくねの父さん母さんリヴァイアサン

文筆家・志村つくねの公式ブログ。本・音楽・映画を中心に。なるべくソリッドに。

湯婆婆は柑橘系 PART 3

ゴォーーールデンウィークが終わった。

街に出れば人がごちゃごちゃと蠢いているため、あまりこの時期を好まない。

例年はほとんどお出かけしないのだが、今年は長めに大阪の実家に帰ってみた。

充電できたような変電してしまったような感覚で東京に戻りました。

あるいは感電。

 

SADSとCARCASSの爆音で休暇を締めたのが気持ちよかったね!

これだけいい汗をかいておけば、五月病とは無縁でしょうな。

やる気・元気・岩鬼ドカベン)。

信念をもってかっこいいことをやれば、人は自然についてくるものなんだぜ!

 

いつまで経っても終わらないことで有名なわが四国旅行記。

うん……。あと2, 3回で閉じましょう。

他に書きたいこともあるしね。 

そういえば、松山空港で売られていたうどんとパスタの中間の麺で

カルボナーラを作ったのだ。

コシがあって、なかなか美味しかったです。

袋を捨ててしまったため、商品名がわからない。

常備したいレベル。 

松山では、香川をはじめとする四国各地のお土産が手に入ることを学んだ。

出張族のアリバイ作りに便利ですね……。

 

さて、前回の続き。

ふんぱつのお宿「ふなや」でチェックイン後、さっそく散策へ。

玄関でお見送りをしてくれたスタッフから温泉用のおふろセットを渡された。

要するにせっけんと手ぬぐいの入ったかごなんですが、これを小脇に抱えたまま

小一時間歩き回ることになろうとは。

道後温泉本館は目と鼻の先なのに、わりとぐるぐる周囲をふらふらしたよ。

 

まずは道後公園へ。

 

道後公園 湯築城跡

http://dogokouen.jp/

 

THE 城跡である。城はない。

しかし見るべき自然が豊富で、日向ぼっこには最適だ。

僕が訪れた時期は梅が綺麗で心が洗われました。

こんなにのどかな憩いの場があるのかっていうぐらい、温かい空気が流れていた。

花見の時期には素晴らしい風景が見られるんじゃないでしょうか。

 

城跡の資料館を訪れたら、親切なボランティアのおじいさんがスタンプラリー用の

紙を渡してくれた。

せっかくだから、巡ってみたよ。おふろセットをぶら下げながら。

武家屋敷や土塁を見学して、わかったようなわからないような顔をする僕。

展望台に向かう途中では、大学生っぽいカップルにクスクス笑われた。

なにしろ、こちとら、おふろセットをぶら下げてるからな。

でも、なんでこんなに笑われるんだろう。もはや珍獣の域。

こんぴらさんでも同じようなことがあったな……。

そんな試練を経て資料館に戻ったら、おじいさんが城のペーパークラフトをくれた。

これがけっこう精巧にできていて、お子様大喜び級のグレイトなブツなのだ。

と、褒めるわりにはまだ作っていないのだけれども。

 

公園を後にして、ふなやの目の前の子規記念博物館へ。 

 

子規記念博物館

http://sikihaku.lesp.co.jp/

 

松山といえば、俳句ですよ正岡子規ですよ。

この博物館は、俳句を作る人にとっての聖地のようなものらしい。へぇ。

でも、ハコが大きいだけで、一般向けのサービスが充実しているかといえば以下略。

おふろセットのかごを無理矢理コインロッカーに押し込んだのがハイライトかな。

あれは俳句並みにミニマルな体験だった。

 

僕は昨年秋までの一年間、俳句雑誌に投稿していたのだが、どうにも敷居が高い

気がするんですよね、ある種の俳句界って。

そんなもやもやを吹き飛ばしてくれる名著が千野帽子『俳句いきなり入門』です。

これを読むとだれでも句会をやってみたくなるはず。

「だれでも」というのがポイント。

言語感覚を研ぎ澄したい人が俳壇を無視して遊ぶのがいちばんよいやり方だと思う。

 

おっ。なんだか真面目になってきちゃいました。

続きは日を改めて。

いよいよ、いよいよ温泉に潜入するぞ。(←引っ張り過ぎ)

初めての世界に足を踏み入れるのは勇気がいることだけれども、 いつまでも

固定観念に縛られてちゃあいけないよな。

  

歌よみに与ふる書 (岩波文庫)

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俳句いきなり入門 (NHK出版新書 383)

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