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志村つくねの父さん母さんリヴァイアサン

文筆家・志村つくねの公式ブログ。本・音楽・映画を中心に。なるべくソリッドに。

湯婆婆は柑橘系 PART 4

島倉千代子は言っていたぞ。

「人生いろいろ 男もいろいろ

女だっていろいろ 咲き乱れるの」

いろいろある人生ですが、精いっぱい咲き乱れてやろうかと。

やろうと思ったことは、だいたい、ほとんど、すべて、ぜんぶやる。

この旅行記も完結させる(笑)。

 

先日、朝の情報番組でお天気キャスターのヨダさんが道後温泉を訪れていた。

彼は非常に神出鬼没の人なのだが、僕が観光で訪ねた地にまで足を踏み入れるとは。

魔界への入口のごとき佇まいの道後温泉本館を背に、クールな表情で概況を

伝えるヨダさん。

彼はいいお風呂につかることができたんだろうか。

毎朝毎朝ごくろうさまです。

 

で、魔窟。 

http://www.dogo.or.jp/pc/honkan/

路面電車を降り、いい塩梅のみやげ物屋が並ぶアーケードを抜ければ、

レトロな建物が目の前に現れる。

妙な面構えのものを見ると、誰でも写真を撮りたくなるもの。

僕もご多分に漏れず、撮影してまいりました。

でも、まだ、秘蔵のフォトコレクションを整理していないのだ。

なんでも後手後手だなぁ。そのうちアレしてアレしますね。 

 

ここへ来て、ようやく「ふなや」からぶら下げてきたお風呂セットが

役立つのである。

入館には複数のコースがあって、お金さえ払えば、2階の休憩室で

休むことができる。お茶やおせんべいなどが出てくるらしい。へぇ。

僕は潔く入浴のみのコースを選んだ。

そして、2階はザ・見学。 

奥の角部屋が開放されているので、「なるほど、こんな感じなんだ」と

ため息などついてみるべし。

坊っちゃん』の世界の住人になったような気分が味わえます。

と、適当なことを言ってみる。

お風呂上がりの風が気持ちよかったなぁ。

 

さて、問題は浴場である。

一応、観光名所のひとつとして知られているのだが、内部はきわめて濃厚な

ローカルエアー(地元の香り)が漂う場所であった。

毎日のように通ってらっしゃるおじいちゃんに紛れて点在する観光客。

皆どこか背中がビクビクしているのがかわいらしかったです。

お湯加減はといえば、別にどうってことない……いや、建物自体に得も言われぬ

風情があるため、なんだかご利益があるような気がしないでもない。

そんな感じでした。

 

噂によると、女湯にはリアル湯婆婆が出るとか出ないとか。

都会からやって来たピチピチギャルとの交流を楽しむしわしわの妖怪地元の

おばあちゃんたち。

想像しただけで和む光景ではないですか。

まぁ、とにかく、日常と非日常のあわいに位置する独特な時空が発生していた。

最初は入浴するのに勇気がいるかもしれないけれど、お風呂ぎらいの皆さんも

ぜひ飛び込んでみて。

 

今ぐらいの暖かい季節になると、夕涼みが最高だろうと思う。

周辺、とりあえずビールを飲んだり、買い食いするのには困らない。

ここ、よかったですよ。もっとおつまみ食べたかったなぁ。

から揚げがおいしかったっす。押忍押忍。

道後麦酒館

http://www.dogobeer.co.jp/bakusyukan.html

 

あと、愛媛県の名産品を扱うお店をのぞいたら、こんなのがあった。 

ちゅうちゅうゼリー。

http://www.e-mikan.co.jp/jelly.html

チューチューといえばトレインと相場は決まっているが、さすが松山は柑橘系。

このゼリーはおみやげにとても喜ばれるそうです。

僕は自分用に「温州みかん」と「清見タンゴール」をセレクト。

なるほど、みかんの種類によって、かなり味がちがう!

そして、わりとぶっとい喉ごし。

琴平で食べた微妙な讃岐うどんよりもコシがあった(笑)。

おいしいです。けっこうお腹が膨れます。

 

のぼせているのか、ほろ酔いなのか。

とてもふわふわした気分で宿への帰り道を楽しんだ。

よくよく考えれば、移動しては食べ、移動しては食べの旅行である。

……アカン。でも、まぁいいか。

松山の情緒は罪作りということで。

 

……おお、ついにブログを更新できたぞ! 

今はもう、この難産回を乗り切った感動でいっぱい(笑)。

次回は市内観光および松山城!そして帰京!ひっぱるねぇ~。

乞うご期待。