前回の更新から悠久の時が流れた。
巷では、このブログが風化したという説さえ流れる始末。
頭の中で「ムーピー」やら「ロビタ」という単語が飛び交っている。
そんな『火の鳥』感たっぷりのスケールで生きている今日この頃、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
いつの間にか、梅雨まっさかりである。
やだなぁ。やだよぅ。
東京はまとまった降水が続き、僕なんてなめくじになったような気分です。
今なら塩振りかければ消えます。
このジメジメした時期が大好きな人っているんだろうか。
日本に住んでいることを呪いたくなる自然現象ですね。
湿気たっぷりといえば、道後温泉である。(←無理矢理つないでみた。)
友人の情報によれば、道後温泉本館まわりの細い道には、夜ごと湯婆婆が
出没するという。
風呂場にいる地元のお婆さんではなく、本物のやつ。
ここでは詳しい解説は控えるが、要するに、パンチの効いたやり手ババアが
出るそうなんですな。
僕がウロチョロしていた時間帯にはあいにくお目にかかれなかったのだが、
出張族で暇を持て余している人は一度見物してみるとよろしい。
とてつもないオーラを放っているそうです。
昼は牧歌的な温泉街なんだけどなぁ。
夜に凶悪な魔物が襲ってくるという点ではドラクエに通じるものがありますね。
清めの塩かなんかを持ち歩いているといいかもしれない。
ところで、お土産物屋さんが軒を連ねるアーケードがとても素敵なのだ。
夏の風呂上がり、この界隈で夕涼みするとたまらんだろうな。
名物のタルト屋が競い合っているので、食べ比べてみるとよい。
僕はここのタルトに落ち着きました。
六時屋。
http://www.rokujiya.co.jp/index.shtml
創業理念がいいじゃないですか。
「針はまっすぐ正直に」。
長針と短針がまっすぐになる六時のスピリットを大切にしよう!ということらしい。
……まぁ、正直なところ、どうでもいいんですけど。
大変美味しゅうございました。
あと、タルトのゆるキャラのストラップも買ったなぁ。
僕好みの憎めないやつ。
さっそくどこかへ行ってしまいましたが。
道後ビールで有名な水口酒造にもお邪魔しました。
旅先では酒蔵を訪れることにしているのです。
その魅力にハマったのは数年前に旅した会津なのだが、その話はまた今度。
某ホテルの粋なはからいで「若いから(少しなら)外でお酒買ってきてもいいよ」
と言われたので、買いましたがな。道後ビールとにごり酒。
非常に風合いのあるぐいのみ(安価!)とともに。
土地のものを存分にいただくのが旅の醍醐味ですね。
いやー、またどこかへ出かけたいっす。
旅番組(テレ東)のレポーターの仕事とかこないかね~(笑)。
のびのび宿の大浴場につかり、豪勢なお料理を味わい、ぐっすり眠った。
相変わらず、夜も朝も大盛りご飯。
「こりゃ食べきれんだろう」というほどのイヤミな量がおひつに入っていました。
なめんなよ!
というわけで、次回はついに市内観光および松山城。
いよいよ帰路につきますよっと。
更新の間隔が空くと、こんなにも書くのが億劫になるものなのか。
なんだかんだでここまで書き切ったことにささやかな達成感がある(笑)。
文章の質や内容はどうあれ、「ブロガー」なる人たちのコンスタントっぷりには
敬意を表します。
続けることが、ミソなんだ。
「ブロガー」って「ブロイラー」を連想させるから、皆、
「コンスタンティヌス」とかいう名乗ればいいのにね。
きっと、世界が殺伐としなくなるよ。
3ヶ月経っても旅行記が完結しないという罠。
ここまでくると開き直りが肝心っす。
最後までお付き合いいただければうれしいです。
そして皆さん四国に行こうぜ四国に。