熱中症の季節である。
このところ、風邪なのかバテ気味なのかよくわからないことになっている。
道行くグローバル人材からHow are you? と問われたならば、顔をしかめるしかない。
昨夜など、とある激しいライヴの最中にお腹グルグルいいっぱなしだった。
ド直球のブラックメタルが僕の胃腸を突っつくもんだから、もうね。
終演後は陰惨な闇を抱えたまま、東急文化村で文化的行為(=お手洗い)に及んだ。
まったく、危なかった。
スポーツドリンクの飲みすぎには注意。
お腹ゆるゆる成分には気をつけたいものだ。
いまいち評判のわからない四国旅行記写真編。
皆さん、お楽しみいただいているだろうか。
まだお見せしていない写真がある。
今日は琴平町の芝居小屋の画像をどばっと貼り付けるぞ。
詳しい説明は「こんぴら歌舞伎」の公式サイトに譲るとして、
僕の適当極まりない構図のオンパレードをご覧ください。
http://www.konpirakabuki.jp/index.html
これは以前に使用した気が。
でも、そんなの関係ないね。
舞台ど真ん中から眺めた図!
めったにない機会!(ついでに、おれは海老蔵だ!)
現在のように座席が設置されたホールで観るのとはちがうんだろうなぁ。
この空間にぎゅうぎゅう詰めにされて心中物なんか観た日には、
隣のご婦人と恋に落ちてしまいそうですね。
少し右を向いてみた。
花道がこんな風に見えるんですねぇ。
サイド席からも意外と近い。
ゴルゴを雇わなくても狙える距離。
感極まって、花道の前に立ってみた。
向こう側の幕から、シャーッと出てくるんですねぇ。
かっこいいなぁ。
この舞台の素材がまたいい感じでしてね。
私は木になりたい役者に踏まれたいと思ったものでした。
まさかこんな部分まで写真に収めることができるとは。
作品によっては、この落とし穴のような装置から役者がせり上がってくるのです。
一時期、集中的に歌舞伎を観に行っていたので、とっても興奮しますた。
僕も……せり上がっても……いいかな……。
舞台裏はこんな風になっとる。
普通の劇場では、まず覗けませんよ。
なんだか舞台関係者たちのたましい的なものを感じ取ってしまい、
少し怖かったのは内緒である。
さまざまな人に支えられて、芝居は成り立っているのですな。
舞台の真下。
ネズミやモグラになった気分であります。
非合法地下活動には最適なんじゃないでしょうか。
で、脱出、と。
ガイドのおじさんたちが本当に本当に親切で、泣きそうになりました。
お時間のある方は、ぜひとも彼らの名調子に耳を傾けることをおすすめします。
次来るときは歌舞伎をやっている時期に!