志村つくねの父さん母さんリヴァイアサン

文筆家・志村つくねの公式ブログ。本・音楽・映画を中心に。なるべくソリッドに。

しゅら婆写真集 PART 4

熱中症の季節である。

このところ、風邪なのかバテ気味なのかよくわからないことになっている。

道行くグローバル人材からHow are you? と問われたならば、顔をしかめるしかない。

昨夜など、とある激しいライヴの最中にお腹グルグルいいっぱなしだった。

ド直球のブラックメタルが僕の胃腸を突っつくもんだから、もうね。

終演後は陰惨な闇を抱えたまま、東急文化村で文化的行為(=お手洗い)に及んだ。

まったく、危なかった。

スポーツドリンクの飲みすぎには注意。

お腹ゆるゆる成分には気をつけたいものだ。

 

いまいち評判のわからない四国旅行記写真編。 

皆さん、お楽しみいただいているだろうか。

まだお見せしていない写真がある。

今日は琴平町の芝居小屋の画像をどばっと貼り付けるぞ。

詳しい説明は「こんぴら歌舞伎」の公式サイトに譲るとして、

僕の適当極まりない構図のオンパレードをご覧ください。

http://www.konpirakabuki.jp/index.html

 

f:id:tsukunes:20140718190232j:plain

これは以前に使用した気が。

でも、そんなの関係ないね。

舞台ど真ん中から眺めた図!

めったにない機会!(ついでに、おれは海老蔵だ!)

現在のように座席が設置されたホールで観るのとはちがうんだろうなぁ。

この空間にぎゅうぎゅう詰めにされて心中物なんか観た日には、

隣のご婦人と恋に落ちてしまいそうですね。

 

f:id:tsukunes:20140718190240j:plain

少し右を向いてみた。

花道がこんな風に見えるんですねぇ。

サイド席からも意外と近い。

ゴルゴを雇わなくても狙える距離。

 

f:id:tsukunes:20140718190249j:plain

感極まって、花道の前に立ってみた。

向こう側の幕から、シャーッと出てくるんですねぇ。

かっこいいなぁ。

この舞台の素材がまたいい感じでしてね。

私は木になりたい役者に踏まれたいと思ったものでした。

 

f:id:tsukunes:20140718190258j:plain

まさかこんな部分まで写真に収めることができるとは。

作品によっては、この落とし穴のような装置から役者がせり上がってくるのです。

一時期、集中的に歌舞伎を観に行っていたので、とっても興奮しますた。

僕も……せり上がっても……いいかな……。

 

f:id:tsukunes:20140718190316j:plain

舞台裏はこんな風になっとる。

普通の劇場では、まず覗けませんよ。

なんだか舞台関係者たちのたましい的なものを感じ取ってしまい、

少し怖かったのは内緒である。

さまざまな人に支えられて、芝居は成り立っているのですな。

 

f:id:tsukunes:20140718190325j:plain

舞台の真下。

ネズミやモグラになった気分であります。

非合法地下活動には最適なんじゃないでしょうか。

 

f:id:tsukunes:20140718190338j:plain

で、脱出、と。

ガイドのおじさんたちが本当に本当に親切で、泣きそうになりました。

お時間のある方は、ぜひとも彼らの名調子に耳を傾けることをおすすめします。

次来るときは歌舞伎をやっている時期に!