ついに秋の気配が忍び寄ってきた東京。
いろんなところで言っていることだが、僕はこの時期が寂しくてつらい。
秋限定のビールのCMが始まる頃にこの哀しみはピークに達する。
七輪でさんまを焼く姿などが映し出されれば、殺意を覚えるほどだ。
何はともあれ、夏が終わる前に記憶を整理せねば。
前回は青蓮院に突入しようとして、やめたのだった。
しょうれんいん、と読むそうだ。
今の今まで、せいれんいん、と読んでいた。恥ずかしいよ。
セイレーン?
少年院?
さまざまな連想を浮かべながら、僕は門をくぐったのであった。
はてなブログの写真投稿のやり方が変わったような気がする。
ちゃんと画像が見えていますか。
僕は文明の利器に詳しくないので、こういう突然の変更は勘弁してほしい。
まぁいいや。
八坂神社から10分ほど歩けば、繁華街とは別世界の静けさに出会うことができる。
恥ずかしながら、僕はこの年になるまでここを訪れたことがなかった。
以前に立ち寄った仁和寺がマイベストと考えていたが、それに匹敵するぐらいの
よい景色を観た。
これなんかは、建物の中からお庭を眺めた図ですよ。
綺麗でしょう?
ここに下宿したら、さぞ作業能率が上がるだろうなと思った。
いい風が吹いてるし。
偶然なのかもしれないが、来訪者が少なくて快適だった。
某龍安寺石庭などの混みようを思えば、極楽である。
で、これがふすまに描かれた絵です。
有名なんだそうです。そうでしたか。
まぁ、見たままなんですが、実物の色彩は非常に迫ってくるものがありました。
下宿として利用するならば、ちょっと派手かなぁとは思うが。
こういう掛布団の柄があるような、ないような。
隙あらば食うのが鉄則。
ご飯関係の写真はまだ準備不足のため、次回以降にしましょう。
うん。僕の記憶が正しければ、あれは下鴨神社だった。
はい、写真はこちら。
正真正銘の下鴨神社なのです。
いまだに上賀茂神社と区別がつかない僕は京都音痴。
この日は御手洗祭(足つけ神事)の最中で、多くの観光客がズボンの裾を膝上まで
まくり、川に足を突っ込んでいた。
その行列を見ただけで「うへぇ」とやる気をなくした僕は早々に撤退。
小っちゃい干支のお社を参っただけで満たされた気になりました。
思わず舌先で転がしたくなる響き。ただすのもり。
昼間で人が賑わっているにもかかわらず、ゾゾゾと感じるものがあった。
パワースポットとしても有名だそうで。
年をとるにつれ、見えるはずのないものが見えようとしているのだろうか。
やだなぁ。
僕は霊感やらなんやらよくわかりませんが、あそこには何かいることだけは
確信を持ちましたです。
きっとベヒーモスみたいなのが茂みに隠れているはず。
……目がチカチカしてきた。
次回は南禅寺とこの旅で食べたものの紹介。
京都は奥が深いですよ。