志村つくねの父さん母さんリヴァイアサン

文筆家・志村つくねの公式ブログ。本・音楽・映画を中心に。なるべくソリッドに。

あわあわ

カタチにせねば朽ちていくだけだなぁと思いつつ、今日も時間が流れていくのです。

毎晩、セルフ反省会の私が通りますよ。

どうもどうも。

 

どうということもない毎日を過ごしているのですが、先日の母からの電話にはまいった。

実家の庭先で「ぐるるぉ~ぶぼへぇ~」と妙な低音を聞かせる生き物がいる、と。

思い切って、その辺の石をひっくり返してみたら、小っちゃいカエルがおわします、と。

そいつが今までに見たことのない色をしてるから、きっと毒ガエルにちがいない。

どっかの家から逃げ込んできた外来種なんとちゃうか。

どどどど、どないしよ!

そんな緊張感あふれるご相談でした。

 

「放っておく」「市役所に連絡する」「近所を巻き込んで騒ぐ」等の選択肢を提示しつつも、 万が一のことがあったら怖いので、調べましたよ。

ちょっと黄緑っぽくて、灰色のような土色のような斑模様があって……。

けっこうな量のグロ画像とにらめっこしながら、そいつの正体を暴かんとする私。

平日の朝からいったい何をやっているのかとクラクラした。

 

結果的には、まぁ、よかったんです。

「すわ、毒ガエル!?」という驚きも杞憂に終わり、アマガエルかモリアオガエルが保護色を使ってかくれんぼしているという解釈にまとまった。

これまで、実家の庭にカエルが出たなんて話は聞いたことがなかったため、激変する地球環境に思いを馳せたりして。

 

カエルくんは、今日も元気にボォエボゥエ鳴いてるはずなんですが、この一件以来、ブラウザを開くたびに「あわしまマリンパーク カエル館」のなかなか気合いの入った画像が出まくって困る。

人様のお役に立とうと、丁寧に調べた結果が、これですわ。

あぁ、ヴィヴィッドなカエルたちがこっちを見ているよ。

いい加減にやめてもらえませんかねぇ……。