空がイヤミのように青くて、「梅雨なんか来るの?」という心境。
紫外線のせいで、頭がぼうっとしている気がする。
お前は年中ぼうっとしているだろうとのお声は受け付けません。
何はともあれ、しっかり目を見開かなければ。
相変わらず、いつでも打席に立てるようにバットを振る毎日です。
ライターに限らず、周りの様々な ”プロ” のお仕事に接していると、
彼らが常日頃から並々ならぬ鍛練を積まれていることがわかる。
オーラは見せびらかすものではなくて、
その人の体から自然と滲み出てくるものなんだなということに気づかされます。
ふんわりとね、香るのよ、そういう ”気” みたいなものは。
覚悟と実践。
一歩一歩前に進んでいく感触を大切にしたいです。
好きなことを貫くためには、自分と家族と友人を信じ抜くことから始めなきゃね。
そういえば、全然話は変わるのですが、
先日読んだウラジーミル・ソローキン著、松下隆志訳『親衛隊士の日』(河出書房新社)が非常にパワフルだった。
柳下毅一郎さんによる帯文に「燃えろ、陰嚢!光れ、玉茎!ソローキン、四界に敵なし!」とあるのだが、これ、作品の本質を突いた名コピーだと思う。
近未来のロシアを舞台にした、トべる小説。
生ぬるさとは無縁なので、そういうものが好きな人はぜひ読まれるとよいです。
そして、松下隆志さんの翻訳も理知的で素晴らしい。
才能のある若手がちゃんと世に出てきていることにホッとするとともに、
「おれも陰嚢を赤々と燃やさなきゃ!」と決意したのであります。