志村つくねの父さん母さんリヴァイアサン

文筆家・志村つくねの公式ブログ。本・音楽・映画を中心に。なるべくソリッドに。

ご唱和ください

だいぶ前に購入して放置状態だった『東宝 昭和の爆笑喜劇DVDマガジン』全50巻の付属冊子を読み始めたら、止まらなくなった。

クレージーキャッツ

社長シリーズ!

駅前シリーズ!

てなもんやシリーズ!

……と言われましても、昭和55年生まれのナウなヤングボーイのわたくしには結構遠い時代のお話でして、あらゆる情報が新鮮。

昭和30年代から40年代にかけての日本の上昇気流がうかがえて、とてもタメになるし、面白い。

泉麻人による当時の街並みの分析コラムなんかも秀逸。

薄いマガジンだけど、よく出来てます。

 

とりあえず、植木等はお洒落で、森繁は想像以上にすけべだということがよーくわかった。

あと、白木みのる三木のり平の存在感は、異常に貴重。

”なんとなく知っていたつもり” は ”全然知らない” に等しいんだなと恥じる毎日です。

昭和は深いぞ。

 

ちなみに、DVDのほうは、まだ観ていない。

冊子を通読後、すみやかに鑑賞したい所存です。

ある日を境に、やたらとC調言葉を連発するかもしれませんので、よろしくお願い致します。

 

まぁ、生活していれば、はらわたの煮えくり返ることもあるし、悲しい思いをすることもあるんですが、先人はパーッと元気になれるものを我々に遺してくれているわけです。

自分の内側にまっかっかなハートを抱いていれば、なんでも、そのうちなんとかなるんじゃないかと。 

巡り巡って、そんな悟りの境地に至った一週間でありました。

 

で、一日のシメはamazonプライムウルトラセブン』(実は初見)で決まり。

こちらのほうも、そのうちブログのネタになりそうな気配があります。

現在、第8話。

なんでみんながアンヌ隊員に萌えるのか、わかった気がしましたよ。

というか、出演者全員のセリフのグルーヴがいいよねぇ。

なんなんだ、あの昭和感は。