志村つくねの父さん母さんリヴァイアサン

文筆家・志村つくねの公式ブログ。本・音楽・映画を中心に。なるべくソリッドに。

火吹き

シン・ゴジラ』や『君の名は。』といった話題作を見ないまま、秋になってしまった。

ここ数年、映画館に映画を観に行く頻度が落ちたので、残念極まりない。

読書やらなんやら、あれこれ同時並行で進めるというのは、僕には困難だ。

生き方を根本から変えるぐらいの気合いを入れないとね。

まぁ、のらりくらりとやりますが。

 

で、『シン・ゴジラ』と『君の名は。』である。

公開当初は「ネタバレ禁止」を合言葉にした共同体のようなものがちらほら見受けられたが、ここへ来て、核心を突くような「ネタばらし」がフッツーにTL上に現れてきている。

なんなんだ、この現象は。

「ほ、ほう!そこはあけすけに語っていいんだ!」という部分がわんさか。

その清々しさに、笑いがこみあげてくるほどだ。

 

物語のコアとなるような要素を知ったからといって、僕はへこたれないんである。

お話全体が異常な強度に支えられていれば、細々とした「ネタ」の刷り込みは気にならないから。

これは、公開から相当遅れて観た『パシフィック・リム』や『シックス・センス』で経験済み。

皆が忘れた頃に、過去の話題作を楽しむのが通というものです。

嘘です。生意気言って、すみません。ただただ、怠け者なだけです。

どんな作品でも、周囲と速やかに感想を共有できる状態が望ましいですな。

 

シン・ゴジラ』と『君の名は。』、そのうち、どちらの作品もにこやかに鑑賞することになるだろう。

時代から取り残されて、異様に興奮している僕を見かけたら、どうかそっとしておいてください。

 

実は今さら、とある海外ドラマにハマっているのだだだ。

本当に今さら感のある作品なので、公言するのも恥ずかしいんです。

あと、面白すぎて、今後の展開のネタバレが怖い。

全シーズン観終わるまで、何を観ているかは言わないでおこう。

この話は、また今度。