志村つくねの父さん母さんリヴァイアサン

文筆家・志村つくねの公式ブログ。本・音楽・映画を中心に。なるべくソリッドに。

過程はサイレント

なかなかブログが書けません。

「とくにご披露すべきネタもないしな……」などと逡巡しているうちに、頭がダークオーラに支配され、ウウウッとうずくまるのです。

日常生活はそれなりにうまいことやっておりますが、ちょっとした瞬間に、どす黒い気流みたいなのが襲ってくることもある。

その隙をついて、”安全圏”からあーだこーだとしょうもないことを言ってくる人がいる。

僕はけっこう図太いところがあるので、たいていのことはやり過ごせますが、こういうことが頻発すると、ちょっとね……。

この下品さを無視することにも、少なからぬエネルギーと気合いが必要なのです。

「全部栄養にして食ってやる!」とも思うけれど、心と体は正直なものです。

まぁ、若い証拠なのだろうか。

 

というわけで、このところ弱っていたことを白状します。

でもね。

僕の敬愛するギタリストK-A-Zさんがツイッターに引用された、ニッキー・シックスの言葉。

これが今の僕にとってあまりにも決定的なメッセージで、もりもり元気が出ましたよ。

モトリー・クルーのラスト・ライヴ〈THE END〉でニッキーが放ったMCだそうです。

(「だそうです」と言うのにはワケがあって、僕、実はまだこの映像を見ていないのです。なんという体たらく。)

 

手に入れたいものがあるなら諦めるなってことだ

夢をけなすヤツもいる

アイディアや学歴にケチをつけるヤツ

太りすぎだ痩せすぎだとほざくヤツ

そんなヤツらの言葉に惑わされるな

叶えたいことがあるなら何度でも繰り返すんだ

 

マイ・ヒーローの言葉の重みよ。 

あきらめませんよ、僕は。

 

フリーランスの物書きとして独立してからの数年間、実に貴重な経験をしています。

良いことも、悪いことも。

己のことすら整理できていないのが現状ですが、僕は常に弱い者の味方でありたい。

そして、いつ何時も、おもしろカッコよくありたい。

どこの馬の骨ともわからぬ僕を、はじめから一人前に扱ってくれた優しい人たちのようになりたい。

いつの日か、自分の体験を、より若い世代に語り伝えられるといいな、と。

 

つくづく、言葉って大事ですね。

光にもなるし、闇にもなる。 

そのうち、すべての出来事を笑って振り返ることのできる日が来ると信じています。

今は目の前のこと一つひとつにベストを尽くすのみであります。

 

お腹が減りました。

へこたれません。