志村つくねの父さん母さんリヴァイアサン

文筆家・志村つくねの公式ブログ。本・音楽・映画を中心に。なるべくソリッドに。

つくねズ・アペタイト

ライヴ観てレポート書いて、ライヴ観てレポート書いて、大阪に行ってトークイベントに出て、東京に帰ってきて、ライヴ観てレポート書く。

という至極まっとうな文筆家生活の先週でした。素晴らしい。

記事をお読みいただいた方々、お話をお聞きいただいた方々、ありがとうございました。

 

今回の出張で学んだことは多くて、その一つが”新幹線で食べる弁当問題”だ。

べつにわざわざ弁当を買わなくても、乗り降りの前後でどこかお店に入ったりすればいいじゃないかって話ですが、そこは旅情がほしいところ。

最近は、よほどの事情がなければ、乗車前に弁当を買うことにしている。

 

以前も書いたように、東京駅で手に入るものなら、崎陽軒シウマイ弁当、eashionのハンバーグ御膳、 チキン弁当、えび千両ちらしあたりは間違いがない。

「せっかくなので、冒険心を見せたる!」と毎度勢いよく弁当屋を覗くものの、この辺に落ち着くチキン(弁当)野郎ですよ私は。

いつか叙々苑の焼肉弁当を気前よく買える人間になりたい。

 

で、近年の弁当屋改良により、東京駅構内ではそこそこのものが手に入るようになったんだが、新大阪駅よ頑張れ。

在来線~新幹線改札までのゾーンは、なんだかいろいろ出来ていて頼もしく、地下鉄~新幹線改札の道中もKYKやスエヒロの弁当が手に入るので、グッド。

ところが、何も買わずにうっかり新幹線の改札に入ってしまうと、なんとも言いようのない凡庸な幕の内ぐらいしか手に入らなくて、弱るのです。

今回も経験したんだが、ご飯がどことなく酸っぱいんですよね……。

酢飯?

 

まぁ、美味しい思いをするなら、そこそこ努力しなければならないのは当然で、梅田あたりで「これは!」とガッツポーズするような食料を調達するしかないのかもしれません。

京都から乗り込んできた隣のおじさんが、めちゃくちゃウマそうな卵焼きとおむすびとイカのから揚げで冷酒を一杯やっていたので、激しくうらやましくなった。

私、餓鬼道に落ちた亡者のごとき表情をしていたはず。

一食一食のセレクションに手を抜かず、満たされていきたいものであります。

 

また旅に出たいよ。

ご唱和ください

だいぶ前に購入して放置状態だった『東宝 昭和の爆笑喜劇DVDマガジン』全50巻の付属冊子を読み始めたら、止まらなくなった。

クレージーキャッツ

社長シリーズ!

駅前シリーズ!

てなもんやシリーズ!

……と言われましても、昭和55年生まれのナウなヤングボーイのわたくしには結構遠い時代のお話でして、あらゆる情報が新鮮。

昭和30年代から40年代にかけての日本の上昇気流がうかがえて、とてもタメになるし、面白い。

泉麻人による当時の街並みの分析コラムなんかも秀逸。

薄いマガジンだけど、よく出来てます。

 

とりあえず、植木等はお洒落で、森繁は想像以上にすけべだということがよーくわかった。

あと、白木みのる三木のり平の存在感は、異常に貴重。

”なんとなく知っていたつもり” は ”全然知らない” に等しいんだなと恥じる毎日です。

昭和は深いぞ。

 

ちなみに、DVDのほうは、まだ観ていない。

冊子を通読後、すみやかに鑑賞したい所存です。

ある日を境に、やたらとC調言葉を連発するかもしれませんので、よろしくお願い致します。

 

まぁ、生活していれば、はらわたの煮えくり返ることもあるし、悲しい思いをすることもあるんですが、先人はパーッと元気になれるものを我々に遺してくれているわけです。

自分の内側にまっかっかなハートを抱いていれば、なんでも、そのうちなんとかなるんじゃないかと。 

巡り巡って、そんな悟りの境地に至った一週間でありました。

 

で、一日のシメはamazonプライムウルトラセブン』(実は初見)で決まり。

こちらのほうも、そのうちブログのネタになりそうな気配があります。

現在、第8話。

なんでみんながアンヌ隊員に萌えるのか、わかった気がしましたよ。

というか、出演者全員のセリフのグルーヴがいいよねぇ。

なんなんだ、あの昭和感は。

思うがままにべろんべろん

やっほー。

まだまだ寒くて、体が動きません。

だんだん頭も動かなくなってきました。

せめて風邪だけはひかないように、自家発電あるのみです。

意外と葛根湯が効くのである。

 

今年ももう3ヶ月が過ぎようとしていて、「いったい自分は何をやってるんだ」という焦りと「すごく濃い日々を過ごしてるなぁ」という充実とが混在しています。

妙な感情。

とにかく、自分を応援してくださっている方が地球上に一人でもいるのなら、その方のために今の仕事を一生懸命やろうというのが本心です。

どう転んでも、面白くありたいのよ。

 

大学院を出て、フリーランスの物書きに一本化して、丸3年が経とうとしています。

早いですねぇ。

この間、現時点での力量では言語化できないことがたくさんありました。

「なめんなよ?」と声に出して詰め寄りたいぐらい悔しいこともあったし、

平気で約束を破られて、悲しい思いをしたこともあった。(成敗してやる!)

でも、それ以上の喜びや幸せに支えられて生きております。

いい人は、いい。

それに尽きると思います。

出会いに感謝です。

 

こうなってくると、「いい人とだけ、仕事をしたい」という欲望が芽生えてきますが、世の中、そううまくはいかないもの。

この辺に関しては、「心が折れたときこそチャンス」だと考えることにした。

まだまだ修行が足りませんけどね。

いつか、何事もニコニコ笑って済ませられる時が来るのだろうか。

 

社会に出て身に染みてわかったのは、人の情けであります。

大学という組織に長く長く在籍していたせいか、我ながらどこかが狂っていたんだなと近頃痛感します。

ようやく、生き延びていくためのバランス感覚が育ってきたというか。

どんな分野でも、ご飯を食べていくのは大変であることよ……。

もうすぐ37歳になるおっさんが何言ってんだかって感じですが、まぁそういうことだ。 

 

うまく言えないけれど、今こそ、創造の場に”ちゃんとした若い人”が集うべきだと思います。(もはや、そんなに若くないから、こういうことが言える。)

プライドを持って表現できる人。

目がいきいきとしている人。

あたたかみがある人。

ささやかな勇気を胸に抱いている人。

僕は、そういう仲間を数多く作りたい。

どうか、よろしく、頼みます。

あなたが、ここに、いてほしい。

 

なんか、安物の政治集会みたいなブログになっちゃった。 

志村の「志」は「こころざし」の「志」だよなぁ。

原点に帰るべき春かもしれません。 

一つひとつを、丁寧に。

うなぎを食べた

願えば叶うものである。

前回の記事でひっそりと ”うなぎ食べたさ” をアピールしていたのだが、昨晩とうとう、うなぎ様にありつけました。

ありがたいことであります。

タレをざぶんざぶんにかけて平らげました。

美味しゅうございました。

 

昨日は『WE ARE X』を観てきたのである。

X JAPANドキュメンタリー映画

想像以上に遠慮なく切り込んでいく内容だったので、

涙を流す暇さえなかったというのが率直な感想。

とはいえ、THE LAST LIVEからHIDEが亡くなるあたりの時間の流れには、

当時のことを思い出して視界がぼんやりしてしまいましたが。

 

この作品が世に出た意義は大きい。

よくぞ生々しい記録と記憶を残してくれたものだと思います。

最近のライヴシーンで各人がスロー再生されるところなど、非常に好みだなぁ。

あれ、いいよなぁ、躍動感があって。

 

僕はXについて語るときに、過剰にお涙頂戴物語みたいになるのがイヤなのだ。

だって、中高時代にリアルタイムで夢中になったXには、ド派手な楽しさがあったから。

目の前の暗闇をエイヤと振り払ってくれるような、無敵の力を感じたから。

要するに、Xの元気な部分に魅力を感じていたんですね。

 

「いつかお金を貯めて、時間ができたら、Xのライヴを観に行くぞ!」と意気込んでいた少年の夢は、1997年で一旦途切れてしまいました。

でも、信じて信じて信じ抜いて、2017年まで生きてきてよかったと思います。

憧れの人たちが、世界を引っ掻き回してる。

痛快じゃないですか。

ぜひ一度お会いしてみたかった天国のあの人も、きっとニヤニヤ微笑んでいるはず。

 

願えば叶うんだよ。

そのためには、ひたむきに目の前のことをやっていかなきゃ。

精力をつけて、毎日を懸命に生きようと思います。

 

青臭い言葉しか出てこないけれど、それでいいんだよ。

BLUE BLOOD

うなぎが食べたい

2月の時の流れの早さは一体なんなんだ。

実体をつかめないままに、ぬるりと逃げていってしまうような感覚。

皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

僕はほどほどに健康的であります。

 

今月は、さまざまな媒体に仕事の成果が発表された月でした。

『MASSIVE』、『ヘドバン』、Webニュース……そして『屈折くん』。

 取材対象がだんだん多岐にわたってきましたが、できる限りすべての原稿をお読みいただければ幸いです。

というのも、その根底は何か(愛のようなもの)で繋がっていると思いますので。

 

事あるごとにエールを送ってくださる方々には特に感謝です。

ご感想など、全部拝見しています。

とてもうれしいです。

 

どんな原稿でも、読み終えた後に少しでも痛快な気分になれるものを目指しております。

日々是修業。

今はくたばっている場合じゃありません。

魑魅魍魎が跋扈している世の中に、ほのかな光を灯すことができたら最高ですよね。

そんな人に、私はなりたい。

 

大学院を出て、そろそろ丸3年になります。

つまりは、フリーライターに専心して3年が経ったということ。

当初は右も左もわからない世界でしたが、最近は「どっちの方向が右か」ぐらいはわかるようになってきました。

なめてはいけないし、それ以上に、なめられてもいけない。

楽しいけれど、なかなか厳しい世界です。

(ホント、いろんな人がいるのよ……。)

 

正直、ここらで結果を残しておかないと、生き残れないとも思っています。

一日一日を心に刻みつけていくのだぞ。

と、自分に言い聞かせています。

ふんばりどころの春です。

スーパー・ウルトラ・ハッピーになろう。

 

 

MASSIVE (マッシヴ) Vol.25 (シンコー・ミュージックMOOK)

MASSIVE (マッシヴ) Vol.25 (シンコー・ミュージックMOOK)

 

 

 

ヘドバン Vol.13 (シンコー・ミュージックMOOK)

ヘドバン Vol.13 (シンコー・ミュージックMOOK)

 

 

 

屈折くん

屈折くん

 

 

 

まきちらす

やあやあ、花粉が飛んでいる。

もう10年ほど、”花粉症の疑い”と戦っているのだが、いまいち決めてがないのである。

ここは一発、アレルギー検査でもやったほうがいいのだろうか。

どうなんでしょうか。

 

一昨年あたりまでは寝苦しかったりもしたのだが、朝食にヨーグルトを習慣づけるようになってからは、なんとなくやり過ごすことができるようになった。

気休めなのかもしれないけれど、ちょっと効果がありそうな気がする。

今年はまだ、全体的にマシ。

体を縦にさえすれば、ビシッと起きられるから、マシ。

 

そんな花粉症もど記はともかく、ひじょうにシビれる一週間が終わりました。

ガンズを語る会での登壇、ダスクでのDJ、そして和嶋慎治さん『屈折くん』のトークイベントの司会進行。

一気にいろんなデビューを果たした、濃密な日々でした。

お忙しいなかご来場してくださった皆様、ありがとうございました!

 

人前に立つことは責任感を伴う行為だし、そこそこ緊張するものですね。

でも、そのプレッシャー以上に、ご来場の皆さんの反応やご感想を直接うかがうことができたのは、快楽でありました。

いやー、もう、なんというか、ひたすら嬉しかったのであります。

これは病み付きになるね……。

 

最初はあばばば慌てふためいていますが、ゾーンに入れば、しめたもの。

今後も積極的に皆様の前で語ったり、DJしたり、踊ったり、組み立て体操したり、

努めてまいりたいと思います。

あと、顔出し解禁すると、金髪ロンゲでないことや女性でないことが周知いただけて、いいですね。

次はどんな場でお目にかかるんでしょうねぇ。

2017.2.4. ROCK TILL DAWN Vol.50 -GN'R SP- DJプレイリスト

2月4日、歌舞伎町のBar FROM DUSK TILL DAWN Shinjukuにて
行われたGUNS N' ROSES来日記念DJイベントの際のプレイリストです。
この日、めでたくDJデビューすることができました。
ご来場の皆様、ありがとうございました。

【23:00-24:00】

・Nightrain/GUNS N' ROSES

・Oh My God/GUNS N' ROSES

・Better/GUNS N' ROSES

・Out Ta Get Me/GUNS N' ROSES

・Perfect Crime/GUNS N' ROSES

・Black Or White/MICHAEL JACKSON

・Slither/VELVET REVOLVER

・Love Bites (So Do I)/HALESTORM

・Slave To The Grind/SKID ROW

・My Michelle/GUNS N' ROSES

・You Could Be Mine/GUNS N' ROSES

・New Rose/GUNS N' ROSES

・Don't Cry (Original)/GUNS N' ROSES

・Catcher In The Rye/GUNS N' ROSES