志村つくねの父さん母さんリヴァイアサン

文筆家・志村つくねの公式ブログ。本・音楽・映画を中心に。なるべくソリッドに。

2024年

 この場で駄文を書き連ねることが心苦しいくらい、新年早々、悲しいことが続いてしまった。どうか一人でも多くの方が救われますように。あたたかさに包まれますように。

 2024年である。昨年は1年をかけて、新しい環境への適応を探っていたような気がします。よい習慣はよい習慣のまま続け、悪しきモヤモヤは快調に振り払っていく所存。とにかく、心も体も元気でないことには始まらないので、毎日十分な睡眠をとることを心がけます。いや、まじで、まずはそこからでしょう。

 停滞しているブログ連載も早く再開せねば。まずは、好評をいただいているペーパードライバー教習の件をあと3回ほどで完結させます。その後は、生い立ちシリーズの大学院編に引導を渡す予定。これもあと3回ぐらいかな。2012年あたりの記憶を思い出す作業に難航しています。思い出したくないことがたくさんあるとも言う。

 新しいブログネタも仕込んでいます。仕込んだまま、未発表に終わることがないようにします。音楽、食、映画、本など、「ひとりカルチャー誌」のごとき気迫で展開していきたいものです。発信の火は絶やしません。毎日アウトプット! というわけにいかないところが哀しいけれども、努力はする。

 やりたいことは山ほどあるので、生きる気まんまんです。昨年ご心配をおかけした皆様、あたたかいお言葉を本当にありがとうございました。「諸事情」は実際にお会いした時にお話しいたします。人生いろいろあって、そうそう楽ちんモードとはいかないようです。今年は去年以上に再会の場があるといいな。そして、新しい出会いにも導かれたい。

 この歳になって初めて気づいた自分の長所が「コツコツと」なのです。コロナ禍に新共同訳の聖書を完読した経験がおおいにプラスに作用し、未読だったプルースト失われた時を求めて』(岩波文庫)もあと1巻となりました。すごいぜ、おれ! やった、やった! と、毎日自分を褒めることによって自我を保っています。レベルの低い喜びだなぁ。その他にも、語学や歴史の勉強が面白くなりました。いやいや、ピンチはチャンスになるものですよ。この勢いで、ベースの練習もコツコツ再開して、50歳でヴィジュアル系バンドを結成できれば、ひと笑い生み出せるかもしれん。いや、チョイ笑いぐらいか。無反応・無関心という線もあるな。僕は楽器習得がうまくいかなかったタチなので、事情が許せば、一度しっかり習ってみたいと思ってるんですよねぇ。

 なんだか、話が逸れに逸れました。とにかく、今まで以上に自分のことを大切にして、親や友人に少しずつ恩返しができるようにします。1つでも多くの良いことが、皆さんのもとに訪れますように!