志村つくねの父さん母さんリヴァイアサン

文筆家・志村つくねの公式ブログ。本・音楽・映画を中心に。なるべくソリッドに。

湯婆婆は柑橘系 PART 6

ワールドカップが開幕した。

今回は日本時間の早朝に組まれている試合が多いですね。

ここから約1ヶ月、バイオリズムを乱してしまう方もおられるだろう。

そんなときにこの旅行記ですよ。

バックナンバーに体調を整える効果があるとかないとか。

 

さて、松山編も終盤に突入。

ようやく東京に帰ることができる。 

飛行機の時間までたっぷり余裕があるため、この日は松山市街を散策。

まずはメインイベントの松山城である。 

 

松山城

http://www.matsuyamajo.jp/

 

このサイトを見ればわかるように、実に絶景であった。

山の緑に海の青。

晴天にも恵まれ、気分上々↑↑。

こんなお散歩スポットが近所にあったら、長生きできそうですな。

お花見の時期はきっと大変なことになるのだろう。

市街の中心部にロープウェイのりばがあるのもポイント高し。

のりば付近はかなり整備されており、ほんのりオシャレ感が漂っておりました。

まぁ、デートスポットのひとつなんでしょう。アラまぁ。

 

同じ料金でロープウェイとリフトのどちらかを選択できるとのこと。

ここまで来たら、滅多に乗らないリフトに乗ってやろうやんけ。

そんなわけで、約25年ぶりにリフトに身を預け、脚をぷらぷらさせてきました。

むき出しのスリルを楽しんだのは言うまでもない。

ちなみに、僕はスキーをやったことがないので、雪山におけるこの乗り物の

塩梅というものがまるでわからない。

想像しただけで恐ろしいよな~。負のイメージしか湧かない(笑)。

 

松山城で爽快な気分に浸ったら、なんだかお腹が空いてきた。

リフトの復路では昼に食べるものばかり考えていたよ。

で、ここに落ち着いたのだ。

すし丸本店。 

http://tabelog.com/ehime/A3801/A380101/38000031/

この辺、記憶があいまいなんだが、たしか僕は松山鮨と鯛そうめん(温かい)の

ランチセットにしたんだと思う。

……いや~、美味しかった、美味しかった!

メニューが豊富でネタも新鮮なので、今度は夜に訪れたいものだ。

なんとなく目星をつけておいたお店がウマいとうれしいですねぇ。

 

瀬戸内の魚を楽しんだ後は、ひたすら繁華街をぶらぶら。

大街道と銀天街という、地元のナウなヤング御用達(?)のアーケード街を

堪能してきました。

どでかいカラオケ屋や牛丼チェーン店の並びからときどき顔をのぞかせるローカルな

薫りがたまらない。

とりわけ、唐突に目の前に現れるこのまんじゅう屋さんがよかったなぁ。 

労研饅頭。

http://home.e-catv.ne.jp/takeuchi/

 

店構えからして、いいグルーヴを出しているではないか。

素朴なおやつが好きな人にはたまらないと思う。

蒸しパンとあんまんの中間の食感と申しましょうか。

僕は黒大豆とよもぎつぶあんを選んだような気が……。

うおお、記憶を失っております。ごめんなさい。

とにかく、僕の目の前でほぼ全種類お買い上げのご婦人がいらっしゃったのだから、

説得力があるでしょう?

ぜひとも訪れるべきスポットです。

 

松山の中心部にはそこかしこにアイドルの等身大POPが立っていた。

ひめきゅんフルーツ缶。

http://himekyun.jp/pc/

名前だけは聞いたことがあったのだけれども、彼女たちの地元に対する貢献度を

目の当たりにして、こりゃ大ごとだと思ったね。

銀天街のホームページ↓を見れば、一目瞭然。

http://gintengai.or.jp/

 

日本の各都市にご当地アイドルがいるのって、面白い状況かもしれない。

僕は現状、とくにアイドルについて語る言葉を持ち合わせていない。

でも、率直に言って、一生懸命歌い踊る女の子たちを地元の老若男女が

温かく見守るのはいいなと思った。

夢があるし、何より、キラキラしてる。

 

そんな彼女たちのような輝きを僕はいつの間に失ってしまったんだろう。 

ちょっとうつむき加減になったところで、だんだん日が落ちてきた。

あっ!子規堂での出来事をまだ書いていない。

空港への道は遠いですねぇ。

続きは次回。