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志村つくねの父さん母さんリヴァイアサン

文筆家・志村つくねの公式ブログ。本・音楽・映画を中心に。なるべくソリッドに。

ラウドです

先週末、LOUD PARKに行ってきた。

開催直前に(今年も)いろいろあったが、行ってみればとても楽しいものという

認識は変わらない。

もう、「船」という単語を聞いても動揺したりはしないぞ。

皆さん、大船に乗ったつもりで来年の開催を待ちましょう。

 

詳しいレポートは控えるが、いくつも印象的なバンドを観ることができて、

まさに収穫の秋。

特にここ数年は出演アーティストが粒ぞろいになっている印象だ。

「おっ!いいトコ突いてきますね!」とニヤけてしまうような人選はうれしいもの。

「これは!」と唸ったアクトを6つ選べと問われたならば、僕は

LOUDNESS, DOWN, ARCH ENEMY, THE HAUNTED, RIOT, DEATH ANGEL

挙げておきます。

(明日尋ねられたら、変わるかもしれない。)

前進するための気力に溢れる毎日です。

 

実は、このフェスに関しては、皆勤賞なのだ。

よくもまぁ、2006年の開催時から観戦を続けてこられたなと思う。

チケット代はバカにならないし、グッズ売場で2, 3枚はTシャツを買っちゃうし、

何よりもその日に用事が重ならないように注意しないといけない。

要するに、この記録はさまざまな偶然が重なった奇跡の産物としか言いようがない。

来年も行ける保証なんてどこにもないけれど、日々、感謝を忘れずに歩んで

……いや、サークルピットに飛び込んでいこうと思う。

 

で、何が僕をここまで駆り立てているかというと、前身イベントたるBEAST FEASTに一度も行かずに後悔したことが出発点なんですね。

ちょうど僕が20歳の頃。

今思えばそれはそれは魅力的なラインナップの轟音フェスだった。

若い頃にありがちなのだけれど、ハードロック/へヴィメタルの世界に足を踏み入れて

間もない僕は、

 

こんなん、いつでも観れるわ。もっと大人になったら、ガンガン観れるわ。

 

などと、甘いことを考えていたわけです。アホですね。

その後、解散してしまったバンド、メンバーが天国に旅立ってしまったバンド、

いろいろあります。

なぜ、あのとき、何が何でも飛び込んでやるという気迫を見せなかったのか。

そりゃあ、そのときは他のことに夢中だった可能性もあるが、そんなの

言い訳にすぎない。

 

「がんばれば行けたはずなのに、『行かない』という選択をした自分」が

許せないままに数年が経過。

LOUD PARKなるフェスが始まるのを知ったときは、狂喜乱舞したものです。

そして、決意したのである。

これからは後悔しない道を選ぼう、と。

 

10代20代の頃は、やたらと周りの動向が気になるもの。

特に、それなりの出費を覚悟せざるをえない公演については

「高いよねー、やめとこうかー」などという愚かな共通認識ができあがってしまう。

 ……それがイカンのだよっ!

自分の道は自分で決めなさい、と若い友人たちに忠告しておく。

今は当然のように観られる機会があるものが、未来に必ず観られるとは限らないのだ。

観ずに後悔するよりも、観て後悔しよう。これです。

 

秋が来るたびにさいたま or 幕張でいろんな想いが去来する僕。

ややセンチメタル……じゃなかったセンチメンタルな気分で爆音を浴びていることは

内緒です。

あらゆる方々のサポートに感謝しつつ、来年も素敵な刺激を受けられるといいなぁと

ぼんやり考えています。