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志村つくねの父さん母さんリヴァイアサン

文筆家・志村つくねの公式ブログ。本・音楽・映画を中心に。なるべくソリッドに。

手頃な棒

うまくズラせばいいものを、このところ、ウォーキング・タイムが小中学生の下校時間と重なりがちだ。

毎日おんなじジャージの上下に身を包み、へふへふ息を切らしながら歩くおじさん。

このコたちにとっては、都市伝説というか怪異というか、とにかく妙な存在だと思う。

おじさん、変じゃないよ??

 

今日は、向こうから小5ぐらいの迫力ある女子3人組がやってきた。

サザエさん』に出てくる花沢さんのようなゴリ……いや、ボスがトークを牽引している。

こういう光景、あったなぁ……。

どうやら、隣のクラスの気になる男子がいつまでも子供で困る、的な話題。

別に面白くもなんともないのだが、めっちゃ背伸びしたい年頃なんだなアラアラ

おませさんね、などと脳内でのたまう俺36歳。

 

その姿をメタ的に(←一度使ってみたかった言葉)空から見下ろしてみる。

たとえようのない虚しさが襲う。

もう、長くはない気がする(何がだ?)。

僕はいずれ、公園をうろつく不審者などと言いがかりをつけられ、お縄になるんじゃなかろうか。

 

ところで、散歩途中に素敵なパン屋さんを見つけた。

フランスパンに相当なこだわりのあるお店で、内装もオシャレ。

その場でサンドウィッチにしてもらって食べるのがベストのようだが、

バゲットをお持ち帰り用に包んでもらうこともできる。

 

食べログ等で調査した結果、自分の中でGOサインが出たので、

勇気を振り絞ってお店に入ってみた。

珍妙なジャージ姿で。

でも、お店の方が親切だったんだな。

挙動不審になる僕に優しくオススメ品をレクチャーしてくれた。

ご教示いただいて恐縮なんですが、いちばんシンプルなフランスパン1本を購入。

210円也。

小ぶりで素敵。

焼き立てホカホカ。

 

ニコニコ買ったはいいけれど、帰り道の心境たるや。

簡素な紙袋に包まれた絶妙の長さの物体を握りしめて、家までの2キロを歩行しました。

ちょっと危険な聖火ランナーの気分を味わうことができた。

生け捕ったツチノコを抱えているような感覚でもあった。

 

……いよいよ、何を言っているのかわからなくなってきました。

軽い運動は続けようと思います。

あっ、フランスパンは美味しかった。

しかし、歩いて消費したカロリー分は食べちゃったよなぁ……。