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志村つくねの父さん母さんリヴァイアサン

文筆家・志村つくねの公式ブログ。本・音楽・映画を中心に。なるべくソリッドに。

もち

また変な夢を見た。

つきたてアッツアツの餅をバスケのゴールに向かって延々と放る、というやつ。

次から次へと、グニュグニュの物体をフリースローするんです。

手がベタベタするわ、やけどするわで、だんだん泣きたくなってくる。

ネットに餅がだらしなく引っかかったところで目が覚めた。

何かを予言しているのかな? 今週も楽しそうですね。

 

さて、ジュンク堂書店・池袋本店にて開催の和嶋慎治さんと堀田芳香さんとのトークセッション、大変面白かったです。

2月に別の場所で行ったトークイベントとは趣の異なるお話が飛び出しましたね。

司会進行の務めを忘れて聞き入ってしまうほど、笑ったり感心したりしました。

ファンの皆さん、読者の皆さんの反応を直接感じる場は貴重です。

ご来場いただいた皆様、スタッフの皆様、ありがとうございました。 

 

急に暑くなったので、バテ気味です。

本格的な夏に入ったら、どうなってしまうんだろう。

まずは紫外線との戦いを制して、 人前に出るにふさわしい美肌を育てていきたいと思います。

書くのも快楽、しゃべるのも快楽。

今後もご期待ください。

引き締め効果

おお、快晴である。

しかも、こどもの日。

それだけで強くなれる気がするよ。

希望がふわふわと舞っているようであるよ。

 

朝ごはんを食べたばかりだというのに、もう昼ごはんを何にしようかと考えている。

まるで食いしん坊のようである。

まぁ、否定はしませんが。

ボロネーゼ的なものを口にしたいが、そういえば昨日の昼はボロネーゼなのだった。

どうなっとるんだ。

ついにボケてきたか。

 

食いしん坊といえば、90年代の一時期、見るも無残にブクブクと肥えていたダフ・マッケイガンの自伝を読み終えた。

なんとも素晴らしい内容。

泣かせにかかっているわけでもないし、話を過剰に盛っているわけでもない。

にもかかわらず、熱いものがこみ上げてくるドラマティックな物語です。

僕はこの人のことが、より一層好きになってしまった。

”乗り越える”って、すんごいことですよ。

 

ガンズ・アンド・ローゼズという巨大バンドのベーシストとして、というよりは、一人の人間として、しっかりと己の闇と向き合っている姿勢がじつに真摯。

特に、ドラッグとアルコールに関する描写は凄まじく、「よくこんな状況から抜け出すことができたものだな……」と腕を組んで考え込んでしまうほど。

ただひと言、生きてくれていてよかった。 

 

ぶ厚い本で、情報量も多く、そんなにスイスイと読み進められる類の自伝ではない。

だが、時間をかけた分だけ「あの時、ダフはこんなことを考えていたのか」とか、「まさか、水面下でそんな交流があったとは!」といった発見が身に染みてくること請け合い。

無責任に万人に対してオススメすることはできないけれども、武道との出会い、試練を経たのちの大学での学びなど、そこかしこに生きるヒントが散りばめられております。

とりわけ、プロローグや謝辞に彼の精悍な人柄が表れていると思った。

 

ちなみに、僕は、奥様や娘さんたちを軸とした家族との何気ないエピソードにいちいち涙したのであった。

そして、不意打ちで登場するアクセルやイジーがとてもいい味を出しています。

読み終えたファンの方々と読後感を共有したいですなぁ。

1月の来日公演時の異様なカッコよさを裏付ける、生きざまと言霊。

自己の弱さと向き合う強さが結晶と化した良書です。 

 

ねえドリーミン、こっち向いて。

こんにちは。

こんばんは、かな。

まぁ、何でもいいです。

充実の日々を送っていると、なかなかブログを書こうという気にもなれないもので。

その一方で、悲惨な時間を過ごしていると、ブログのブの字も思い出せないもので。

総じて、ダメですっ。

や、ある意味、絶好調ではあるんですが。

とにかく、気を引き締めなきゃ。

 

4月が終わろうとしている。

ということは、1年の3分の1が過ぎ去ろうとしているということ。

惰眠をむさぼらずに一日一日を大切にしようという意識はあるのだが、にんげんだもの

むさぼっちゃうぜ、惰眠。

 

基本的に、1時頃には寝て、7時台には起きるという生活を心がけているんですけれど、ここのところ、けったいな夢ばかり見る。

ツイッター上で「他人の夢の話ほど面白くないものはない」という論調をよく目にするのだが、果たしてそうなんだろうか。

僕、わりと好きなんだけどな、人様が見た夢の話を聞くの。

 

ツイッターでは遠慮しがちだけれども、本当のところは、毎朝、さっきまで見ていた夢の話を滔々と語りたい気持ちになる。

ここ数日では、草餅がいっぱい出てくる夢が秀逸だった。

どこがどう秀逸だったか、ディテールまで覚えていないところが間抜けなのだが。

とにかく、草餅まみれで幸せだったんですよ。

匂いも弾力も、よかった。

草餅よりも柏餅が好きなのだけれど、そこは素直に従っておこう。(何に?)

 

食べ物が登場するときは、おおよそ、日常生活もオーライといったところか。

公私にわたり絶不調のときに見る夢は、だいたい決まっている。

永遠に落とし穴に落ち続ける夢。

いや、正確には、「落とし穴に落ちる→落とし穴の底に足がつく→足がついたと思ったら底が抜ける→落ちる→足がつく→足がついたと思ったら……」の無限ループです。

これが朝目覚める瞬間まで続くのだ。

あれ? もしかして、僕は病んでいるのかね???

 

まぁ、僕は大変図太いところがあるので、この程度ではへこたれませんよ。

今後もバリエーション豊富な我が夢に期待したいところです。

最近よく見るお気に入りは、野球選手になる夢。

「打率.267、送りバントの名手」という地味な設定がじわじわきます。

「せめて、夢の中だけでもホームランをかっ飛ばしたいYO!」などと嘆きつつ、今日も明日も現実を清く生きようと誓うのであった。

I HAVE A DREAM.

変えてゆく

東京はようやくの青空が広がっている。

紫外線がおでこに突き刺さります。

朝晴れていると、自然と目が開くのは、ありがたいことです。

 

昨日は運転免許の更新に行ってきた。

取得してから15年以上ハンドルを握っておらず、いわゆるペーパー・ドライバーというやつです。

しかもゴールド免許。

恥ずかしいというかなんというか、やけにペコペコしてしまう。

たまに人様の車に乗せていただく時には、とりわけ恐縮する私。

運転する資格はあるのに、運転できないというモヤモヤ感はたとえようもない。

仮に運転を代わったとしても、行先は地獄でっせ?

「Highway To Hell」を地で行くスリルはあるけれど、みんなの命が大切だ。

交通安全。これが第一。

 

近い将来、カッコよく縦列駐車などを決めたいというヴィジョンもなくはないが、しばらくは車を操る機会はないだろう。

とはいえ、公的な証明書としての免許証の威力には凄まじいものがありまして。

更新しないという選択肢は考えられないですよ。

めんどくさいながらも、レッツゴーだ。

 

滅多に行かない都庁に足を踏み入れた途端、 キョドキョドした。

すべての警備員が自分をマークしている!という気分に浸りながら、免許更新の受付へ。

ここから7段階ぐらい、窓口から窓口へとたらい回しにされましたよの巻。

完璧に構築されたベルトコンベアーのようなシステムのおかげで、ストレスとは無縁だったんですけどね。

係の方々の手際の良さに感心しながら、またもキョドキョドしていたら、「こっちこっち!」と更新料支払い窓口のご婦人に注意されたのは秘密です。

 

視力検査で緊張がMAXに達したものの、特に問題なくて、よかった。

ここ数年の目の衰えを心配していたのだが、まだまだ裸眼で先を見据えることができそう。 

毎日ブルーベリーなどを摂取して5年後に備えます。

 

いよいよ写真を撮る段階に入ったのだが、なんだか間抜けなやりとりをしてしまった。

荷物を置いて椅子に腰かけ、カメラを見つめる私。 

撮影担当のおばちゃんが「はい!もうちょっと右に曲げて!」と言ってきたものだから、にこやかに首を右に傾げましたよ。

……だって、曲げるんでしょ?

 

おばちゃん「ちょちょっ!行きすぎです。そうじゃなくて、回してっ!」

私「?」(右に傾けた首を左に回す)

おばちゃん「戻して!戻して!」

私「???」(にこやかに、微妙に戻すフリをする)

おばちゃん「回して回してっ!」

私「?!?!?!」(これ以上回すと、『エクソシスト』みたいになる!)

おばちゃん「止まって!はい、そこ!」

 

こんなやりとりの間、僕の後ろには5、6人が並び、渋滞の原因となってしまった。

もっとパパッと撮るものだとばかり思っていたのだが、あのカメラマンのこだわりは何だったのか。

写真を撮られるのが下手な私がいけないのかもしれない。

日々、鏡に向かって、キメ顔および姿勢の練習をしようと思う。

 

この後、30分間の講習を受け、めでたく免許更新。

似たような誕生日の人たちが講習室にみっちり詰め込まれる様子は、俯瞰でみるとなかなか面白い。

ほぼ毎日、朝から夕方まで、これだけの人が訪れるのだから、世間は広い。(←適当)

そして、この人波を適切にさばく職員の方々もたいしたものである。

さすがの交通整理だね!(←うまく言ったつもり)

 

免許証の写真が過去最高にハンサムだったため、ゴキゲンになってしまった。

うん、たぶん、これは良いよ。

というか、今までが極端に変だったのかな。

何はともあれ、あの時、曲がらぬものを曲げた成果だよ。

へらへらしてると、良いことあるというお話でした。

2017.4.8.TSUKU NIGHT! DJプレイリスト

4月8日、歌舞伎町のBar FROM DUSK TILL DAWN Shinjukuにて行われた
わたくしの誕生日パーティーの際のプレイリストです。

日付が変わると同時に特大オムライスが運ばれてきて、うれしさのあまり、ひっくり返りそうに(笑)。
たくさんの方々からお祝いの言葉をいただき、「37歳もやったるで!」という
気持ちになりました。

スタッフの皆様、DJの皆様、そして、ご来場の皆様、素敵な一日をありがとうございました!

 

【22:00-23:00】
・Livin' On A Prayer/BON JOVI
・Youth Gone Wild/SKID ROW
Welcome To The Jungle/GUNS N' ROSES
・Shout At The Devil '97/MOTLEY CRUE
・Fool For Your Loving/WHITESNAKE
・Ain't Talkin' 'Bout Love/ VAN HALEN
・Love Gun/KISS
・Eat The Rich/AEROSMITH
・Don't Stop Me Now/QUEEN
・The Ol' Switcheroo/THE STRUTS
・Nightrain/GUNS N' ROSES
Buddy Holly/WEEZER
・Whole Lotta Rosie (Live)/AC/DC
・Do You Remember Rock 'N' Roll Radio?/KISS (RAMONES cover)
・The Final Countdown/EUROPE
・Life On Mars?/DAVID BOWIE

 

【0:00-0:30】
・Paradise City/GUNS N' ROSES
・Battery/METALLICA
Ace Of Spades/MOTORHEAD
・Doctor Doctor/UFO
・The Trooper/IRON MAIDEN
・Living After Midnight/JUDAS PRIEST
・Breaking The Law/JUDAS PRIEST

 

【2:30-3:00】
・Sabbath Bloody Sabbath/BLACK SABBATH
・Crazy Train/OZZY OSBOURNE
・Bulls On Parade/Rage Against The Machine
・Roots Bloody Roots/SEPULTURA
・Fucking Hostile/PANTERA
・Eagle Fly Free/HELLOWEEN
・Thundersteel/RIOT

 

【3:30-4:00】
・Stand Up And Shout/DIO
・Kill The King/RAINBOW
・Needled 24/7/CHILDREN OF BODOM
・Get The Funk Out/EXTREME
・Pour Some Sugar On Me/DEF LEPPARD
・Green-Tinted Sixties Mind/MR.BIG
・Burn/DEEP PURPLE

 

以上。我ながらたくさんかけたなぁ(笑)。

DJ、楽しいです。
次の機会までに感性と手際を磨いておきます!

貼る

4月だ新年度だ新学期だ。

みんな浮かれております。そして、みんなどこか物憂げなのである。

どんまい。

新緑の季節がきたら、こっちのものだ。

 

新しい環境に身を置く人も多いことかと思われますが、ここは一発、のらりくらりやりましょう。

ドキドキしすぎず、適度な緊張感を持つことが大事だと思うんです。

かく言う僕も、人の移り変わりの激しいこの時期は、あんまり得意じゃないのですが。

今、髪切ってスッキリしたから、気が大きくなっております。

 

大きいといえば、ナンシー関である。

って、唐突な展開ですが、昨日読み終えた『文藝別冊 〈増補新版〉ナンシー関』(河出書房新社、2012年)がボリュームたっぷりで面白かった。

消しゴム版画家として、また、コラムニストとして小気味よい作品を遺した彼女は、とにかく懐の広い人だったらしい。

おもしろエピソードの数々を語る友人たちの顔が、今にも紙から出てきそう。

その語り口の温かさから察するに、よほど聖母のような人だったんだろうな、と。

お会いしてみたかった。カラオケご一緒したかった。

 

90年代当時、中高生だった僕は、彼女のちょっとしたコメントを目にしては「ぶぶっ」と吹き出すとともに、批評精神の芽生えを体感したものです。

ナンシーさん、その頃から大御所感が漂っていただけに、2002年に39歳という若さで亡くなったことが本当に受け入れがたい。

今の僕の年齢とそんなに変わらんじゃないか。

なんということだ。

 

ナンシー関が今生きていたら、なんて言うかな!」って得意げにツイートする人が結構多いし、僕もたまにそんなこと考えますが、なんだかなぁ。

ファイナル・ファンタジーの召喚獣じゃないんだから、そんなに便利に引っ張り出されても、ナンシーさん困っちゃうんじゃないかな。

どんなに下品な言葉が飛び交おうと、きな臭い空気が立ち込めようと、自分の言葉で考えなきゃね。

強さは優しさで、つまりは大きさだ。

 

面白い方向にゴロンゴロンと転がっていく4月にしたいと思います。

ノット・デス・メタル

JAMIROQUAIの新譜『AUTOMATON』を聴きながら、このブログを書いています。

「え? お前がジャミロクワイ?」って言う人もいるかもしれませんが、僕だって聴くよジャミロクワイぐらい!

ジャミロクワイぐらい」というフレーズを早口で連発すると、よいアナウンスの訓練になりそうですね。

肝心の作風はといえば、”おしゃれなライトセイバーぶん回し”って感じ。

バボバボ動くベースラインが好みだなぁ。

パーティー仕様? なのか?

自分で言っておきながら、よくわかっていません。

 

とくに締切に追われていない日は、積ん読状態の本を片っ端からやっつける生活をしています。

買ったはいいけれど、なかなかタイミングが合わずに放置してしまう本って、誰にでもあると思う。

そういう蔵書がおそらく、数百冊単位で、ある。

おそろしいことです。もったいないことです。

生きてるうちに消化できるのかしら。

 

そんな山のなかから選んだ1冊(正確に言えば全3巻)に、山田風太郎『人間臨終図巻』(徳間文庫)があって、今月はこれに没頭していた。

忍法帖シリーズの、どうかと思うぐらいぶっ飛んだ想像力に心酔している僕ですが、彼がエッセイ寄りのものを書くときの筆致は、いよいよ飄々としていて、素晴らしい。

淡々と語られる古今東西の人間の死にざま(=生きざま)には、学ぶべきところが多々ある。

壮絶な最期、平安な臨終、あっけない終わり……本当に人それぞれで興味深い。

ちなみに、僕が「おぉっ」と思わず声をあげたのは、ファーブル、ラスプーチン高橋是清あたり。

 

文庫版第3巻の奥付は、2001年5月初刷となっている。

思い出した。

これ、大学2年の春に友人から薦められて買ったんだった。

「志村、こういうの、好きだと思うよー!」って、明るい声で。

それから15年以上経った今、僕の心を動かしてるんだから、彼女の洞察力はたいしたものだったと思う。

ここに御礼申し上げます。ありがとう。

 

当時は、死というものを初めて身近に感じた時期だったため、この作品をなんとなく遠ざけていたのだった。

華やかな青春だもの、わざわざ暗い気持ちに浸りたくはなかった。

でも、今回いざ読んでみると、すいすいっと腑に落ちることばかりで、「ああ、おれも成長したんだな。年をとったんだな」と深く息を吐く場面が何度も訪れました。

いやはや、本は買っておくもんだね。

 

10代20代の頃って、死を語ることや、死そのものへの誘惑が渦巻きがちだけど、あれは一体なんだったのか。

命は大切にしなきゃ。

やっぱり、「死にたい!」とか「殺してやる!」って、軽々しく口にしちゃいけないよ。

何かを呪う暇があるなら、わずかでも自分を高めることですね。

 

そんなわけで、スペース・カウボーイの志を持つ貴方と私、新年度もヴァーチャル・インサニティの中で頑張りましょう。

と、無理矢理ジャミロクワイに寄せてみた。

生きましょう。