志村つくねの父さん母さんリヴァイアサン

文筆家・志村つくねの公式ブログ。本・音楽・映画を中心に。なるべくソリッドに。

どうかしていた頃

紙資料を処分していたら、レポート用紙に書かれた変な歌詞が出てきた。

その昔、僕はこんなことを考えていたらしい。

ただただ、ゾッとする。

せっかくなので、公開する。

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 社歌(仮) 作詞:志村 作曲:問答無用工務店

筋少「じいさんはいい塩梅」風

 

三鷹の森の木の下で

モグラの生き血をすすって生きる

ベンゼン第一 安全第二 三時のおやつは三省堂

 

モテたい 売れたい 狂わせたい

嗚呼 われらの 問答無用工務店

(問答無用~問答無用工務店

 

承ります 勝つまでは

ドバイに自社ビル 建つまでは

第三セクター 第三世界 この世はわれらに大賛成

 

お父さん お母さん リヴァイアサン

嗚呼 われらの 問答無用工務店

(問答無用~問答無用工務店

 

社員旅行は 終止符(ピリオド)の向こう側

行きついたのは 幕張の向こう側

But you can never leave...

 (ホテル・カリフォルニア風のギターソロ)

 

頼まれなくても 作ります

やっぱムリです ごめんなさい

電通貫通 ジブリをズブリ 完全週休七日制

 

Give it to me Give it to me 平野レミ

嗚呼 われらの 問答無用工務店

(問答無用~問答無用工務店

嗚呼 われらの 問答無用工務店

(問答無用~問答無用工務店

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ご覧のとおり、ひどい有り様ですな。

2008年頃の作品でしょうか。いや、もっと前かもしれない。

中学生がこんなこと書くならまだしも、当時の僕は20代後半ですからね。

病んでいたのかしら。

 

大学のサークルでいくつかのコピーバンドを経験したものの、僕はオリジナルバンドというものをやったことがなかったのです。

ある日、表現意欲に火がついて、「問答無用工務店」というラウドロックバンドを立ち上げたのでした。

立ち上げただけで終わりましたが。

 

その頃、マーズ・ヴォルタというバンドがイケイケっぷりを発揮していて、なんかそういう即興的要素のある音楽をやりたかったのでした。

音楽性としては、”かわいいメガデス”を標榜。

これまた、どうかしている。

 

結局、形にはならなかったのだけれど、2回ぐらいスタジオに入ったと記憶しています。

あの時、己の欲望に巻き込んでしまった友人たちに対して、大変申し訳なく思う。

何事も中途半端な僕ですが、書くことだけはやめないで生きているよ。

ちなみに、本ブログのタイトルは、この歌詞からの引用。

人に歴史あり、ですな。